以前里帰りしたとき

会いたい人のもとへ
行きたい場所のもとへいきました。
限られた時間の中だったので
思い浮かんだすべてには向かえなかったけど、とても安心する数日でした。
向ったさきのひとつに
愛らしいお店があります。


はじめてお店を覗いたのは
もう思い出せないくらい昔々です。

長い階段を登った先は
おとぎ話のようなお部屋で
そこにある服やアクセサリーは宝石みたいに透き通る美しさで
いつもどきどきします。

小さなボタンやビーズにも細やかな物語が存在していて
それを生み出されているかたたちの
想いを手にする感覚になる

手にとる人、手に入れる人すべてに
生み出す人は会うことは出来ないけれど
ストイックと思うまでの丁寧は
見えぬ人への想いなのかもしれない。

そこへゆくと手にとったものについての物語をお店のかたが
ご自身におきた出来事のように大切にお話しして下さいます。
とても豊かな気持ちになる。

そしてそのお店の店主さんはとってもエネルギーに溢れているかたです。
会うといつも元気で
かっこよくておもしろくって
アネキ!って呼びたくなるような潔いひと。

久々にお会いしたときは
個展をすることにきらきら喜んでくださって、

ずっとずっと何年も前からあらゆることを心配して下さっていたので
アネキによい報告ができて本当に嬉しかった。

お店には私が描いたユリの小さな絵があります。
南船場にあるお店がリニューアルされたときのお祝いで受け取っていただいたものです。
それは随分と以前のころ。

イベントやシーズンのテーマによって絵がお店にないときもあるそうですが
今でも大事にして下さっています。

はじめてお会いしたスタッフのかたに
ユリの絵のかたですか?
と聞かれたときは、びっくりして
絵から知っていただけることがこんなに幸せなことだなんて知らなかった。

生む人と手にとるひとの想いを繋げるお店。
それは店主さんとスタッフのみなさんのお人柄や想いの深さだったりするのだと思いました。

そのお店の名前は、
eu(エウ)といいます。

euは南船場と北浜にあります。
北浜のお店はミナペルホネンのパートナーショップで大きな窓から川がみえて
旅に出ているような気持ちになります。
また会いにゆこう。

そして次の再会まで

見えぬ人から生まれる思いがけない物語を想像して
大事に描き続けてゆきたい。